こんにちは。
妙義33エンナーレ出品作家の遠藤夏香です。
妙義エンナーレまで1ヶ月を切りました。
作家さんそれぞれ制作に励んでいることと思います。
寒い寒いと家にこもって作品とばっかり向き合っていますのもなにかと思いまして、自分に公共性を持たせて奮い立たせる意味も含めてブログに投稿してみることにしました。
出品作家の妙義33エンナーレに向けた生活などを書いてみます。
朝晩寒くて寒くて、立春といえど春なんてまだどこにも!と思いましたが、昼間ベランダで作品にフィキサチーフ(パステルなんかがとれないようにするのり)をかけていると日差しはあったかくてはしっこには春が隠れているような気もしたり。
私は今回、妙義エンナーレには3度目の参加となります。
主催の温井さんは不思議な方で、
妙義エンナーレのコンセプトは何度聞いてもわかるようなわからないような…
賛同できるようなできなような… (温井さんごめん)
でもそんな流動的なおもしろさを持ちつつ妙義エンナーレのためにさまざまな人と会い、話して、
群馬の美術に関わる人をつなげていっている行動力はすごいです。ありがたいです。
そんな温井さんにご縁があったということと、
妙義山という魅力ある場所に、しかも定期的に継続して、
作品を展示できるということが自分にとってはよいことと思えて参加を続けています。
私は群馬で生まれ育ち、美大進学後東京で暮らしてすでに10年以上たちました。
妙義エンナーレで作品を展示しに行くと、なんというか、
展示しに行くというより 奉納 しに行くような気分がします。
おおげさにいうと 地元の山にお参りして自分を清めて帰る じゃないですが。
実際、東京から妙義ふるさと美術館に向かうと、
藤岡から信越道に入ったあたりから急に山深くなって、
堂々たる妙義山が見える時にはなんだか拝みたくなるのは私だけではないと思うのですが…。
ぜひ、山の景観と温泉と展覧会をセットで楽しみにきていただければ。
(遠藤)