島州一先生

 今回は28エンナーレ中(後?)のこぼれ話をします。

妙義28エンナーレ中、妙義ふるさと美術館のアドバイザーでもある、

北村真先生が何度かお見えになったのですが、

そのとき、北村先生のご学友が長野で展覧会をやると

教えていただきました。

 

なので28エンナーレ終了後さっそく行ってきました。

本当はそのとき書けば良かったのですが…。

 

場所は長野県、須坂市。高速道路で群馬から一時間半くらい?

岸さんを横に乗せ「須坂版画美術館」へレッツゴー。

 

ワークショップを受講しながら島先生に作品のお話を教えていただきました。

 

島先生の作品は、ひとつひとつが

「版画(print)≒写す」

の意味を広げたような作品で、

なんというか、見てるだけで頭がすごく柔らかくなった思いがしました。

 

例えば布団の写真をシルクスクリーンに写し、それをシーツにプリントして

布団として展示したり…。

実際の物質の輪郭を、消失点から紐で伸ばした長いペンでなぞって

写す、新しい遠近法だったり(その物体に光を当てたときの影のような輪郭が

描きあがります)…。

(自分の表現力のなさで余り凄さが伝わってないことをお詫び申しあげます…)

 

中でも印象的だったのが、何千というさざれ石に、時の外交上の有名人二名を

シルクスクリーンで印刷して川原に流す、というもの!

 

アイディアもスケールも大きくて是非妙義の展示に生かしたいな、

と岸さんと信州蕎麦を食べながら話していました。

 

島先生、北村先生ありがとうございました。

ちなみに長野県は蕎麦だけじゃなく、きのこもすごいらしいです。