行ってきました~。
小林周くんも元気そうでなによりでしたね。
美術大学の学園祭というと、生徒皆が絵を飾って来た人が鑑賞してる、
なんて風景を想像される方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
実際そうなのですが、フリーマーケットのように
物を売ったり、自分の作品を売ったりしていて、
そういうのを見るのも楽しいものなのです。
例えば工芸科の人が作品を売るとなると
実際に使えるお皿やコップ、指輪などもあるわけです。
工芸科の人達にとっては普通のことなのでしょうが、
自分達にしてみれば、「わ~すごい!これいくら?」といった具合なのです。
もちろん既製品にはないような奇抜なデザインの物も沢山あります。
現地で合流した作家の岸さんも、
「うつわが見たい!」
とのことだったので、周くんとの待ち合わせの時間まで、レッツ工芸棟!
「あれがいい、これがいい」
などと話している間に周くんとの待ち合わせ時間が近づき、
あわてて周くんの展示場所へ
おお!
恐竜だ!!
「独創感想画」と作品名があります。
あとで周君に作品名の由来を聞いたところ
自分のいつも思ったり思索していることに関して感想を絵にしたもの
だとか。
ちなみに読書感想文に使うような原稿用紙に、鉛筆で描かれています。
この展示名「君と羊と馬」はあわせると「群馬」になり、
参加作家も群馬の人だけで展示していました。
群馬の人って結構居るんですね…。
上の展示のポスターは周くんのデザインによるものです。
フォトショップ初めてなのに偉いなぁ。自分が大学二年の時なんて …
などと感慨にふけってしまいました。
完全におっさんですね。
もう一つの展示「雑食系男子」では、
この展示の周くんの作品は油絵だったのですが、
大人の自分が赤ちゃんを体育すわりで眺めている、
というなにやら意味深な作品でした。
諸事情でお見せ出来ないのが残念。
行ってみて思ったのは、やはり美大生の作品は
パワーがあるなぁということでした。
そして、院生の展示ともなると展示方法にも気を使っていて、
作品は展示方法、展示場所によって、
だいぶ見え方が変わるなぁということを改めて認識出来ました。
是非来年の29エンナーレに生かしたいですね。
周くん、展示のまとめ役でいろいろと忙しい時にありがとうございました。
そうそう、院生の展示といえば、
「めんたいこすくい」という作品があったのですが、
自分は「全部すくうまで帰れない」と思い熱中してしまい、
岸さんに置いていかれてしまいました…。
岸さんごめんなさい…。
もちろん全部すくいましたよ(わっか一個で)。
さて、次は三木真菜美さんが展示に参加する、
「取手Art path 2009 そこに山はあるのか」
12月3(木)~6日(日)
東京芸大取手キャンパス内
が行われるようなので、
行ってみようかと思います。
妙義山ユーザーとして微妙に親近感が湧いてしまう副題ですね…。
という訳で、以上WEB広報担当がお送りしました。
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