皆さんこんにちは!WEB広報担当です。
本日は、グループ展参加作家の新井さん(彫刻)と岸さん(平面)と一緒に妙義周辺散策の一環として、妙義山登山へ行って参りました。
新井さんの車に揺られること約五十分(どうもありがとうございました!)、無事妙義神社駐車場に着いた私達は、登山を開始しました(九時四十分ころ)。
まず目指すは大の字展望台(中腹ほど)だったのですが、運動不足の自分には、最初からかなりハードに感じられ、気が遠くなる思いでした。
ひぃひぃ言いながら登り始めて、約三十分ほどでしょうか、無事大の字展望台に到着いたしました。
↑この大の字は昔はワラなどで作られていたとか…。現在は金属のものになっています。
(写真の後ろに新井さんと岸さんが見えますね)
↓下は大の字から見下ろした風景です。町がちっちゃいですね。
さて、登山はここまで…と思いきや「え?これからだよ」とばかりに自分達を上へ上へとリードして下さる新井さん。恐怖はここからでした…。↓
え?行き止まり?
違います。良く見てください。右側に鎖があるのが見えるでしょうか。
こんなありがたい鎖があるなら登らずにはいられませんよね。
童話「蜘蛛の糸」を思い出してしまいます。
(※「ここからは上級者コースです。決して安易に立ち入らないで下さい」の文字があります。良い子は真似しないように。遭難者も毎年出ており、本当に危険です)
恐ろしい…。正に日本三大奇勝。登ってみて始めて分かるなぁと実感しました。
奥の院というのでしょうか?
何かが祭られています。
段々進んでいくと、足場は岩が増えます。岩なのですが、ぼろぼろと崩れ、ちょっとした不注意で危険なことになりそうなので気は抜けません。
↑の写真は天狗岩の手前だったでしょうか。
本当に天狗さまや仙人が居そうな雰囲気のある山肌が沢山見えてきます。
段々とひざがガクガク…。
最初の大の字展望台に登る程度の難所はざらになってきます。
少し見づらいのですが、右側に少し見えるオレンジの物体が、百円均一で買った「すごイー手袋」です。ゴムのような物でコーティングされているのですが、鎖で登ったり降りたりがすごく楽になり、おすすめです。なにより安いですしね。
写真だとこの恐怖が伝わりづらいかも知れないのですが、60度から70度くらいの斜面を三十メートル降りるところです。降り始めると結構簡単に降りられました。
この辺まで来ると、降りたり登ったりでどこも頂上といった感じです。
自分達は一番上(1100m程度)の少し手前の分岐点でくだることにしました。
途中まで鎖があるたびに「またかよ…」と言った雰囲気だったのですが、くだり始めると鎖など全くないのに降りなければいけない(しかし危険な)場所が増え、鎖があることのありがたさを身をもって知ることとなります…。
鎖さんありがとう…。
分岐点からくだる道は険しかったですが、くだりは比較的楽だったかも知れません。
しかし体力が消耗すると段々とひざにきてしまいますね。
数百m程降りると、段々とぬるい道が増え小走りで駆け下りました。
駐車場についたのは二時半ころだったと思います。
色々大変でしたが、新井さんのリードがなければさらに難しかったかも知れません。
でも本当にいい体験でした!楽しかった。
帰りに妙義ふるさと美術館下のもみじの湯で汗を流し、ご飯を食べ解散となりました。
新井さん岸さんどうもありがとうございました。
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